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作品集 一点物

花器

華瓶

作品集 一点物

花器

華瓶

作品詳細

価格:85,000円(税別)売約済み

素材:銅 仕上げ:いぶし サイズ:高163x胴径86x口径23 重さ:0.4kg

古銅を写したもの

一般的に古銅は鋳物で作られているものがほとんどです。
鋳物の場合、表面に光沢がありシンメトリーな端正な美しさと、見る者を跳ね返すような独特の緊張感があります。
昔から仏器として使われていた形で、祈りとともに捧げる花を生けるので、どこか神聖な雰囲気を持ちます。

私は同じ古銅を鍛金技術で再現したくて作りました。
素材は銅。首と胴、高台と3つのパーツごとに「絞り」という技法で成形後、一つに合わせています。

完璧なシンメトリーを目指して作ってもどうしても出てしまうずれがあり、その微妙なずれが、鋳物に比べて少しやさしい空気を生んでいます。

花器全体に浮かび上がる細やかな鎚目は、何万回と金鎚で叩き出して作られた証です。

花器のお取り扱い

作品は素材の質感、経年変化を大切にするために素地のままに近い仕上げになっております。
水を入れる内側に白く跡が残ったり緑青が出たりもしますが、それも水に反応して成熟を増した花器の美しさの一つです。
もし気になる場合はスポンジで水洗いしていただくと取ることもできます。

活けた花に霧吹きなどをする際も水滴の跡が残りますので、花器には手や紙などをかざしてかけます。底面も水気がありますと跡が付きやすいのできれいに拭き取って置いてください。

持ち運ぶ際、ハンドクリームなどで手に油が付いていると指紋跡が写りやすいです。手跡が残るのはあまり美しくありませんので、布でくるんだりして直接触れないように扱っていただけると安心です。

使い込んでいくうちに色味も暗くなり全体が徐々に変化していく様は、金属という素材の止めることのできない不思議で美しい現象のひとつです。
金属の花器はどんなものも変化していくことが前提とお考えいただきましてお使いください。