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作品集 一点物

花器

水盤

作品集 一点物

花器

水盤

作品詳細

価格:15万円(税別)

素材:銅 仕上げ:いぶし サイズ:高130×外径480x口径410 重さ:3㎏

1枚の平らな銅板を金鎚で何万回も叩き続けて出来上がる形

口元を叩いて内側へ丸め込んで緊張感を和らげ、大らかな雰囲気の水盤に仕上げました。

ぱっと見た印象では土器のようでもあり、木の器ようでもあります。
底は丸いので、石や木の枝などを噛ませて花器を斜めにして水を張って花を生 けるのも使い方の一つです。
内側は水の跡がついています。それが使うたびに跡が重なり経年変化の美しさがでてきます。

花器のお取り扱い

作品は素材の質感、経年変化を大切にするために素地のままに近い仕上げになっております。
水を入れる内側に白く跡が残ったり緑青が出たりもしますが、それも水に反応して成熟を増した花器の美しさの一つです。
もし気になる場合はスポンジで水洗いしていただくと取ることもできます。

活けた花に霧吹きなどをする際も水滴の跡が残りますので、花器には手や紙などをかざしてかけます。底面も水気がありますと跡が付きやすいのできれいに拭き取って置いてください。

持ち運ぶ際、ハンドクリームなどで手に油が付いていると指紋跡が写りやすいです。手跡が残るのはあまり美しくありませんので、布でくるんだりして直接触れないように扱っていただけると安心です。

使い込んでいくうちに色味も暗くなり全体が徐々に変化していく様は、金属という素材の止めることのできない不思議で美しい現象のひとつです。
金属の花器はどんなものも変化していくことが前提とお考えいただきましてお使いください。

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